効果抜群のストレス対策”エクスプレッシングライティング”入門
みなさんは普段、日記をつけていますか。
もしかすると学生時代、学校の宿題で書いていたかもしれませんね。
私はすごく苦手でしたが(笑)
文章を書くこと自体が苦手だったのもありますが、そもそも1日あったことを書けと言われて思い出すのがすごく面倒くさかったのだと思います。
そんな私でも簡単にできた”エクスプレッシングライティング”をご紹介します。
準備するのは紙とペンだけ。
あとは寝る前に自分の中の感情を紙にひたすら書いていくだけです。
例えば、翌日テストを控えた学生ならそのテストに対する不安や悩みを書くといいでしょう。
シカゴ大学のシアン・バイロック教授の実験ではテスト前に試験に対する不安を紙に書き出してもらった学生はテストの正答率が5%も上がったことがわかっています。
紙に書き出すことで不安の感情が外に吐き出されるんでしょうなー。
一応このエクスプレッシングライティングは1日8分間行うことで効果があったという報告もありますが、できれば20分はやったほうがいいみたいです。
「いきなり20分は無理ー」と思ったなら5分から始めてもいいでしょう。
ポイントは自分の中に何も思いつかなくなるまでひたすら書き続けること。
熱中して書くと恨み文句みたいになってしまいますがそれで正解です。
私もセンター試験前の夜は酷かったので(笑)
よく同僚や上司の愚痴を友人に聞かせる迷惑な方がいますが、その心理と似ているのかもしれません。本人は他人に愚痴を言うことによって外に吐き出し、ストレスを発散させているのでしょう。
ただ、聞かされている側からすると迷惑な話です。みなさんも経験がありますよね。
ですので、そんな人にもぜひ勧めてあげてください。そう、皆さんのためにも…。
参考文献
メンタリストDaiGo 「ストレスを操るメンタル強化術」